ソーシャルリクルーティングの前に【HR/vol.20】

先週末に私をソーシャルの世界に引き込んだ@kz_nomuraさんのソーシャルメディアに関する勉強会に行ってきました。
最初、議題がソーシャルリクルーティングと思っていたのですが、少々、タイトルは違ったものに。
でもなんとなく漠としながら疑問に感じていた「ソーシャル+仕事探し」の最先端みたいに騒がれてた「ソーシャルリクルーティング」に関するヒントみたいなものが感じられたので興味深く聞くことができました。
言うほど、ソーシャルアカウントを持ってる人事は少ないと思います。

今、世の中で騒がれている「ソーシャルリクルーティング」とか「ソー活」っていうのはあくまで求職者側の活動を示すものであって、一方通行な気がしています。例えば、学生。就活で他人のツイッターのタイムライン見てどうすんの?FacebookでOBやOGに本当にコンタクト取れるの?って思うんです。
仕事を必死に探している人にとっては、それが最善の策であれば実名だろうがなんだろうがやるはずなんです。じゃあ、なんで一般化しないの?というと採用する側(日本でいうと人事部を筆頭とした企業の構成員全員)で積極的なところが少ないからなんだと思います。
社会人はそんなにやってないですよ、たぶん。
日本の企業は内情や社員の声が外に出るのを極度に恐れる傾向があります。人事なんてその最たるものです。かなり厳しい規定を持って社員のソーシャルメディアでの世界での発言を統制している企業もあると聞きます。
でも本来のソーシャルリクルーティングって求職者側よりも企業側がやるべきものなんだと思うんです。
今回の勉強会で感じたのは企業で社会で働く側のリテラシーアップが必要だってこと。
まだもう少し時間がかかりそうですね。

たまたま勉強会に来ていた某大学2名の学生はそのあたり気づいているようでした。少ししか話せなかったですが、自分の将来を中学の頃から真剣に考えていて、リアルに社会人に会い、必死に納得できる未来を探しているようでした。

流行でソーシャル使うくらいなら社会人に、働いている人に会いに行けよ!って思います。
その上で自分に必要ならソーシャルやらで自己発信していけばいい。
必死に真剣に考えて行動してれば結果は自然についてくるよ。多分。